総務省の労働力調査(9月分速報)によると、今年9月の完全失業率(季節調整値)は2.3%で、前月比0.1ポイント低下した。
このうち男性は2.4%で、同0.1ポイント低下。女性は2.3%で、前月と同率だった。
今年5月に2.2%と、1992年10月以来、25年7カ月ぶりの水準に回復。その後も低い水準が続いている。
9月の完全失業者数は162万人で、前年同月比28万人減少。求職理由別では、「勤め先や事業の都合による離職」が10万人減少、「自発的な離職」が13万人減少した。
9月の就業者数は6715万人で、前年同月比119万人増加。このうち「宿泊業、飲食サービス業」は419万人で、同33万人増加した。